ドライヤー前のトリートメント
2023-09-13 (水)
美容室では髪を乾かす前に何かつけてますよね?
これってドライヤーの熱から守る事ですよっていうのは当たり前の知識として
髪の中でどのようなか化学変化が起きてるのかというウンチクです^^w
知らなくてもいい知識ですが、なんとなく見ていただけると嬉しいです。
まず、当店で使用しているオージュアのプロテクシオン(ブロー前のトリートメントのこと)に使われている技術に
「ヒートプロテクシオン」というものがあり、これは熱を与えることによって毛髪の中に浸透したり
毛髪の外(キューティクル)をシーリングする効果のことです
そのヒートプロテクト効果を最大に引き出す為にもしっかりと乾かす必要があるってことですね!
しかし、しっかり乾かすと言ってもやりすぎるとオーバードライ(乾かし過ぎて起こる弊害)になり、髪がパサパサ!
なんて経験ありませんか?
*ちなみにオーバードライになると何がおこるのか?
↓
毛髪の成分は80%がタンパク質でできていて、タンパク質は熱に弱いんです
おおよそ80度以上の熱を加えると、化学変化(タンパク変性)が起こり凝固してしまいます
例えるならば、生卵を茹でるとゆで卵になりますよね?あれこそタンパク変性が起きた結果です
一度固くなってしまったタンパク質は元に戻りません
ですので、そうなった髪は固くごわごわしてしまうんですよ;;
現在世の中に出回っているドライヤーの平均温度は100度前後といわれています
普通にやったら耐えられませんよね!
プロテクシオンは熱が直接タンパク質を攻撃しない為にも是非つけましょう
しっかり乾かす事によって起こる(オーバードライ)を防ぐ為にとっても重要なんです!