シャンプーについて語ります
2022-12-22 (木)
毎日何気なく行っているシャンプー
シャンプーはただ汚れを落とすもの!そう思ってませんか❓
汚れを落とすっていうのは勿論その通りなんですが、それ以外にとっても重要な事があるんです❗
固いワックスやスプレーを使っていなければ、頭皮や髪は38℃前後のお湯でしっかりすすぐことで汚れの70~80%は落とせます
なのでシャンプー剤の役割は落としきれなかった汚れを落とす事と、足りない栄養分の補給
そして最も重要な事は頭皮へ刺激が少ないものを選ぶことです❗
しかし、世の中に多く出回っているものは高級アルコール系界面活性剤を主としたシャンプー剤です
高級アルコール系とは、石油や植物油を科学合成してつくられた洗浄剤です
この高級アルコール系の洗浄剤については後からじっくりは話しますね
では、他にどのような洗浄剤があるのか・・・
アミノ酸系、石鹸系、ベタイン系などがあります(他にも存在しますが、大きく分けるとこの辺りですかね)
アミノ酸系とは人間の皮膚や髪のたんぱく質を構成するアミノ酸と同じ成分であり、弱酸性なので基本的には肌に優しいです
ただアミノ酸系と一言で言ってもピンキリで、上質なものからちょっと・・・なものまで😑
ベタイン系とは両性界面活性剤を配合したシャンプーのことで、洗浄力を穏やかにする作用、肌への刺激を緩和する作用などがあります
主にアミノ酸系の界面活性剤と混合で使われる事が多いので分類の大枠はアミノ酸系になるのかなぁ~😅
ちなみにオーガニックシャンプーと呼ばれているものは無農薬栽培で育てられた植物で作られた成分を使用しているものになります
ですのでカテゴリーはここになりますかね🌿
石鹸系は髪や頭皮には優しいですが、弱アルカリ性なので実は洗浄力は強め。皮膚が弱いけど油っぽい方などにはおすすめ
乾燥肌の方にはおすすめできません!
髪がきしむデメリットも。。。(毛髪は弱酸性なので)
さて、先に述べた高級アルコール系の洗浄剤がどのようなものなのかについてです
非常に洗浄力が強い為、もっとも避けたほうがいい成分だと思います。
デメリットをざっくり話しますね
・脱脂力が強いので皮脂を取り過ぎてしまう、その為セラミドと呼ばれるバリア機能まで壊してしまう
・非常に洗浄力が強い為、髪から水分を奪い乾燥させてしまう
・毛穴から吸収した洗浄剤が、毛髪をつくりだす毛根や細胞の働きを弱めてしまう!
などなど・・・
と言ってもどれが避けたい成分なの?と思いますよね
ですのでこれは是非避けたいと思う成分を述べておきますね
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
そして、同じくらい強い洗浄力を持つ成分としてスルホン酸塩を主として作られた成分で
・オレフィン(C14-C16)スルホン酸ナトリウム
シャンプーの成分表を見て上記の成分を見つけたら非常に言いにくいのですが、早めに使用をやめたほうが良いかと思います
このようにデメリットが多いものなのに、なぜ多くのメーカーが使用いるのか・・・
それはアミノ酸系などと比べて泡立ちもよく、非常に安価で作り出せる洗浄剤だからです!
高級アルコール系のシャンプーを使用し続けていると髪が固くなりやすく、ゴワツキやきしみがでるので、
トリートメントに手触りを補正するようなシリコンがたっぷり配合されていて、仕上がりは結構しっとりだったりします
その手触りにごまかされないように気をつけてくださいね😅
また長々と書いてしまいましたが、シャンプー選びの参考にしてもらえると幸いです😄
♯Salon de AS
TEL 022-748-6199